宮古島観光・移住

沖縄で「ぜんざい」を頼んだら「かき氷」が出てきます

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「ぜんざい」といえば和のデザート。
高級感ただよう黒白の美しいたたずまいが人気の甘味ですが、南国沖縄ではちょっと事情が違います。
沖縄でいう「ぜんざい」とは、「ほぼかき氷」なデザートです。

ぜんざいとは

ぜんざいとは、あずきを砂糖で甘く煮たデザートのことを言います。
お餅や白玉団子などがついているものが多いです。
関東では汁気のないものを、関西では温かい汁物を「ぜんざい」と呼ぶなど、地域によって多少の違いが見られます。
関東の人からすると関西の「ぜんざい」はどう見ても「おしるこ」ですが、関西の人からするとこしあんは「おしるこ」でありつぶあんが「ぜんざい」で、何かいろいろ複雑な食べ物です。

ぜんざいは漢字で「善哉」(ぜんざい・よきかな)と書き、お坊さんが食べた時にあまりの美味しさに「よきかな」と叫んだからとか神在餅(じんざいもち)が訛ったからとかいろいろ由来があります。

沖縄のぜんざい

沖縄県でいうところの「ぜんざい」とは、砂糖や黒糖で甘く煮詰めた金時豆にかき氷をかけたものです。
本来は「あまがし」という食べ物でしたが、戦後に金時豆が普及し、家庭用の冷蔵庫・冷凍庫が一般的になるつれ、かき氷が主体のメニューに生まれ変わっていきました。

沖縄のカフェで単体の「かき氷」をメニューに入れている所は意外と少ないのですが、ほぼかき氷である「ぜんざい」ならかなりの確率でメニューに並んでいます。

ちなみに本州式の温かいぜんざいは、沖縄では「ホットぜんざい」と呼ばれるのだとか。
少数のカフェが冬場の限定的なメニューで出すのみなので珍味と化しているようです。
確かに、冬でも平均気温20度の南国ではかき氷式ぜんざいの方に需要があるのでしょう。

こちらの画像は宮古島の人気カフェ「とぅんからや」の代表メニュー「宮古豆のぜんざい」(600円)。
沖縄の宮古島では「宮古ぜんざい」と呼ばれる種類のぜんざいが存在し、「宮古あずき」を使っているのが特徴です。
こちらのカフェの宮古ぜんざいは、甘い黒糖シロップと中に埋もれている甘いクリームが絶妙な美味しさ。

沖縄式かき氷とも言える「ぜんざい」。
珍しいデザートとして一度は食べておきたい夏の沖縄の甘味です。

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