雑記

今この文章を読んでいる人が全力で生きなければならない理由

投稿日:2016年8月9日 更新日:

この文章、読めますか? 読めますよね。でしたら、あなたは全力で生きなければなりません。

今すぐブラウザを閉じてください。こんなブログを見ている場合ではありません。

「なぜか?」

その理由はたったひとつ。あなたに残された時間は、とても少ないからです。

人生の時間はとても少ない

あなたは今、何歳ですか?

そうですね……仮に大学卒業直後の22歳だと仮定しましょう。

22歳。一人前の大人になってこれから長い本当の人生が始まる、なんて誤解をしていませんか? 「先は長いからこれから考えればいい」? とんでもない勘違いです。

あなたはこれから生活のため働くことになります。1日8時間の労働。それに伴う通勤時間、準備時間。10分前行動、業務外束縛。仕事に費やされる1日の時間は、一般的に10時間を超えるものになります。

健康的な生活を送るために毎日8時間しっかり寝て、さらに食事や入浴などの時間を除くと、平日あなたが自分のために使える時間は3〜4時間しかありません。

3〜4時間!

週の71%を占める月火水木金曜日の平日に、自分のために取れる時間が1日たったの3〜4時間。

何ができますか? いえ、きっとできることはあるでしょう。健康で元気な状態なら。

仕事が終わった時間というのは、一様にして肉体は疲弊し、精神は磨滅しているものです。業務終了と同時に解放感に包まれ、その足で帰宅して、その状態で何を考えるでしょうか? まずアルコールを飲みたくなりませんか? とりあえずテレビでもつけたくなりませんか? スマホやPCのネットサーフィンで時間を潰したくなりませんか? そうしていつの間にか1日が終わっていませんか? 今日もまた何の進歩も成長もない日だったと思っていませんか?

「社会人になっても1日数時間は自由な時間があるんだ」と思い込んではいけません。無いのです。強靭な精神力で仕事の疲れを抱えながらも自分の夢のため将来のために、娯楽以外に時間を費やす––。その道程は、実際のところかなり困難を極めるのです。

死への恐怖を忘れてしまったから

中学生くらいの頃、「自分が死んだらどうなるんだろう」と就寝前のベッドで考えませんでしたか? 死ぬのが怖いという感情すら無くなって、何も考えられなくなって、存在が消えてしまうことに非常な恐怖を抱き、何時間も眠れなくなりませんでしたか?

その時こう考えたはずです。「ダメだ、どう考えても死ぬことは避けられない」「ならばそれまでに精一杯生きるしかない」「悔いのない思いっきり楽しい人生にしよう」

今のあなたは、そんな人生を送れていますか?

別に責めているわけではありません。退屈で惰性の日々を過ごしていたとしても、それは仕方のないことです。というか当然のことです。

人は、誰しも一度は死の恐怖をその身に感じます。しかし死は避けようのない未来なので、だんだんそのことについて考えたくなくなってきます。考えてもどうせ死ぬし、何より考えるのがとても怖いからです。だから大人になるにつれ、スケジュール帳に白いところがあったら必死で予定を入れて塗りつぶすような「忙し好き」になっていきます。「死への恐怖」から逃れるためです。空白の時間に、残り少ない人生の時間や未来や死について考えたくないから。

ドイツ実存主義の大哲学者ハイデッガーは、これを「気晴らし」と呼びました。
自らをいずれ死にゆくものと知りながら、それを必死に思考の外に追いやり、様々なものに関心を寄せて、今日と明日だけの世界を生きていく。そんな人生も悪くはないでしょう。自分のやりたいことがわからない時期なら。

あなたはいずれ死にます。
確実にこの世から消えてなくなります。
いつか日本が消え、地球が消失し、宇宙そのものが消滅する果てしない未来には、あなたがそこにいた痕跡は一切残りません。完全なる無です。誰も永遠には生きられない。それは完璧に誰にとっても宇宙規模で正しい絶対の法則なのです。

ならば、どうすればいいのでしょうか? いずれ全てが消えて無くなるなら、自分は、自分の人生は、何をすれば良いのか?

その答えは、幼き日のあなたが出しています。

「ダメだ、どう考えても死ぬことは避けられない」「ならばそれまでに精一杯生きるしかない」「悔いのない思いっきり楽しい人生にしよう」

暖かいベッドで、何一つ不自由なく眠りに落ちようとしたあなたが、夜中震えて手に入れた、たったひとつのちっぽけな鍵。
いずれ来る恐ろしい未来を見据え、それでも直視し、恐怖に感情を揺さぶられながらもたどり着いた唯一の正解。

今こそ、過去の自分からその鍵を受け取るべき時です。

今を生きるあなたへのアドバイス

幼稚園・保育園生のあなたへ

すばらしい知性です。
まわりの大人はあなたのことを天才児ともてはやすかもしれませんが、誰もあなたの人生を決めてしまうことはできません。
むずかしいことは考えず、いまはただおもいっきり遊んでください。

小学生のあなたへ

とにかく遊びましょう。家の中で、青空の下で、友人たちと(時にはひとりで)やりたいことをやりましょう。

好き嫌いはなるべく無くしましょう。
今後数十年を生きる上で、「健康」という言葉の重みはとても大事になってきます。食べ物の好き嫌いをなくしておくと、「健康」がかなり楽に手に入るようになります。

勉強も少しはやっておきましょう。
「勉強したくない」という方は、数学と国語だけ力を入れてやっておきましょう。 この2つの科目は、「生き抜く力」に直結する非常に重要なものです。その上、大学入試のさらに先の試験でも活躍するメリット大の科目です。 最低でも数学と国語だけはテストで70点以上取れるようにしておきましょう。

あとはとにかく遊んでください。
いろいろな場所で、いろいろなことをしてください。たまにはいつもと違うことをやってみてください。いつもと違う道で帰ってみてください。様々なことに目を向けて、実行してみることが何よりも重要です。

中学生のあなたへ

やるべきことはいろいろありますが、可能ならとりあえず部活か委員会に入ってください。
濃度の高いコミュニティに属しておけば、ともすると味気ない学校生活がとても豊かになりますし、そこで構築された人間関係は一生モノになる可能性が高いからです。部活経験自体が人生において役立つことも多いです。

そして本格的に始まる勉強という重荷についてですが、とりあえず数学と国語と英語だけ完璧にやっておきましょう。大学受験はその3科目さえ極めていれば最難関私立への道が開けます。国立を目指す場合でも、その重要性は変わりません。
「学歴なんて必要ない」と断言する大人もいるかもしれませんが、「いま特にやりたいことがない」場合にはとりあえず勉強を頑張っておくことが成功の秘訣です。勉学によって得られる大学進学という切符は、必ずあなたの人生の選択肢を増やしてくれます。
大人になって「大学に行っておけばよかった」と嘆く中卒・高卒の方々を数知れず見てきました。 「(人生の目標が特にないなら)とりあえず大学行っとけ」は限りなく正しい名言です。

もちろん遊ぶことも大事です。
いろんなことをして遊びましょう。
小学校時代に比べ、行ける場所もできることも増えたはずです。
行動する範囲を広げてみましょう。
これまで見えなかった景色をよく覚えておいてください。それは大人になってからは決して見ることの叶わない風景です。

高校生のあなたへ

義務教育が終わりましたね。おめでとうございます。
でも実際には、高校までが義務教育みたいなものです。遊ぶことだけに気を取られないでください。

アドバイスですが、中学校時代と変わらないものが多いです。

とりあえず勉強してください。
人によってはここが最後の「勉強できる自由な時間」になります。
「こんな勉強、何の役に立つんだ」と思うかもしれませんが、近い未来で必ず役にたつ日が来ます。
あなたがこれから進む社会には、あらゆるところで学習することを強いられます。その時、学校で勉強したこれまでのことが死ぬほど役に立ちます。死ぬほどです。人によってはその関門を突破できず学校で勉強してこなかったことを後悔して自ら命を絶つほどです。
数学と国語と英語だけでもいいので、とりあえず勉強しておいてください。

部活か委員会のどちらかには入っておきましょう。両方ならなおよしです。
また、中学校とは違いどちらにも入らない選択肢もあります。高校生になればアルバイトによって使えるお金が増え、今までできなかった多くのことができるようになります。
学校外で夢中になれることがあるなら、それに全力投球するのもひとつの選択肢です。
ただ、やはり学校というのは特殊な所です。可能なら今のうちに部活や委員会などで学校の空気に慣れ親しんでおいてください。

何か全力になれるものを探しておくというのも大事です。
実際、ぼくは高校時代に自作小説を書いていましたが(今読み返すと恥ずかしさのあまり本気で死にそうになりますが)、それが起点となって今はライターとしての仕事もしています。

それが何かの結果に直結するかはわかりません。でも、何かの起点にはなりえます。

「どうせこんなことやっても無駄だ」と思わず、新しいことを最後までやってみてください。そうして無意識のうちに身につけたスキルが、未来の自分を助けることもあるのです。

大学生のあなたへ

おめでとうございます。人生の春こと4年間の夏休みです。何をやってもいいスーパーフリーダムタイムの到来です。何でもできます。何でもやりましょう。

ここで「何でもできます」と言ったのは、比喩でも何でもありません。
あなたは本当に何でもできます。社会人になってからできることの全ては大学生のうちに全部できることです。

起業? できます。
有名人? なれます。
世界一周? 行けます。
オリンピックで金メダル? いるじゃないですか。

19歳〜22歳という大学生の年齢で、すでに偉業を成し遂げた前例は腐るほどあります。腐るほどです。
ならばなぜ、あなたにできるはずがないと思い込むのですか?

「自分はそんな偉人じゃないからできるはずがない」? 違います。
あなたは「まだ成し遂げてはいない」というだけの人です。「これから成し遂げる」人です。まだやっていないだけです。すでに成し遂げた人と距離があるのは当然です。ですがその距離が埋まらないと思い込んではいけません。

あなたは何でもできます。それが大学生という特権なのです。4年間という時間をフル活用してください。休学退学してもいいです。惰性で過ごさないでください。今が一番何でもできる時期です。

やりたいことをやってください。新しいことに挑戦してください。

全力で日々を生きてください。

新社会人のあなたへ

お待たせしました。ようやく人生が始まってしまいましたね。
「懲役50年刑」とも揶揄される仕事人生の始まりです。
意に沿わぬ仕事をしていると感じたら、いつでも躊躇なく転職しましょう。副業スキルを磨いてフリーランスの道を進んで独立するのもいいでしょう。
大事なのは「その会社が世界の常識」だと思わないこと。逃げ出すのも人生の必須スキルです。無理はしないように生きましょう。

社会人ともなれば自分のために使える時間は少なくなります。
ですがこれは最大のチャンスです。
限られた時間を目一杯効率的に使おうとするため、これまでより仕事以外の時間の濃度が極端に高いものになります。「働いているから時間がない」のは確かですが、残された時間で得る効果は今までの人生にはないほどのリターンになります。

アドバイスはただひとつ。
生き急いでください。
もはや「明日でいい」なんて理屈が通用する時期ではありません。明日死ぬつもりで今日を生きてください。全力で出し切ってください。何かの目標に向かって突き進まなければ、あとは死んでないだけの人生が待つのみです。

目標が見つからない方は、とにかく旅に出てください。これまでの価値観とは異なる場所で、国で、人々に出会い、物事に触れ、自分の中に潜む常識を破壊してください。そうすればやりたいことが見つかります。やりたくないことも。
自分探しの旅。最高じゃないですか。

20代後半のあなたへ

さあ、最後のチャンスです。何か突拍子もないことをする機会は今後二度と訪れないでしょう。

「今やらなかったらもうこんなチャンスは来ないだろうな」と一瞬でも思ったら、迷わずそれに乗りましょう。後先なんて考えてはいけません。もう、「失敗してもリカバリーできる」年齢はここが最後なのです。

何の言い訳も許されません。ここで「不幸せな安定」を選んだら一生取り戻せません。

チャレンジしてください。ここが最後の正念場です。

もう今しかないのです。

30代以上のあなたへ

平均寿命が30歳を下回る国が地球上に多い中、ここまで生きたあなたは非常に幸福です。
生命力があると言ってもいいでしょう。ある一定レベルの知力・体力・財力・精神力がある方とお見受けします。

今のままの人生に満足していますか? 満足しているなら、何も問題ありません。
満足していないなら……現状を変えねばいけません。誰かに言われるまでもなく、あなたがそう強く自覚していることでしょう。

ただし、ここから先へは覚悟が必要です。
手をすると今あなたが持っているものの5割を失う覚悟です。

取り返しのつきづらい年齢です。全く新しいことに挑戦するには及び腰になるのも無理はありません。

なのでまずは、小さいチャレンジから始めてみませんか? すでに多くの知識と資金をお持ちのはず。何かに手を出してみるには最善のタイミングです。

少しずつ試行錯誤して、経験を積んでいきましょう。大きな失敗はできないですから、地道な作業が続くかもしれません。そこはこらえましょう。

いけると思ったら全力で臨むべきです。
ただ、リスクマネジメントだけはしっかりと。「全力でやる」と「全てを賭けて行う」の違いを、今のあなたなら理解できるはずです。

まとめ

日本人の平均寿命は83歳。あなたが生きられるのはあと数十年。

人生の時間が「数十年」もあるわけではありません。
あなたが人生のために使える自由な時間は、そのうちの数%でしかないのです。
わかりますか。 あなたに残された時間は、もう数年しかないのです。

さあ、いますぐブラウザを閉じましょう。
FacebookやTwitterから流れてくるホットな話題を流し読みして「ああ良い記事だなタメになった」「感動した」「これを活かして頑張ろう」とか一瞬思うけれど結局何もしない昨日と全く変わらない無価値な1日をだらだらと過ごすのは、もう、絶対にやめましょう。

あなたにはやりたいことがあるはずです。やりたいことをやるのがあなたの本当の人生です。

余計なことをしているヒマはありません。ただ目標に向かって突き進んで下さい。

健康な肉体があって、ここまで生きてきた精神力があって、そしてこの文章が読めるスマートフォンやPCを所有しているほど財力があって、なおかつ意味を取れる知性があって、まだ時間の残されているあなたなら。

必ず「叶えたかった未来」に到達できます。

それこそが、あなたが全力で生きなければならない理由です。

-雑記

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