宮古島観光・移住

大立大殿みゃーかで安らかな息吹を感じました

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宮古島の歴史上有名な仲宗根豊見親(なかそねとぅゆみゃ)という人物を見出した人のお墓があると聞いて行ってみました。
その名は「大立大殿みゃーか」。
100人中100人が確実に読み間違えるであろう正式名称のお墓は、港の近くにありました。

概要

「大立大殿みゃーか」とは、大立大殿(うぷだてぃうぷとぅぬ)という15世紀における宮古島の首長のお墓です。

大立大殿恵幹は長きにわたって安定的な統治を行い、琉球王府との対外的な交流・交渉にも積極的でした。
幼少期の仲宗根豊見親を養子にして後継者に育て上げたことも有名です。

巨石墓であるこの「みゃーか」は、四角形の巨石の石室を造り、上部に一枚の蓋石を被せ、さらに石室の周りに巨石を用いた外殻が設けられていました。

15世紀後半の宮古島において鍵を握る人物の墓であり、また各地に点在するみゃーかと関連して宮古島の歴史を紐解く上でも非常に重要な遺跡となることから、2012年に宮古島市の史跡に指定されました。

写真で見る大立大殿みゃーか

大立大殿みゃーかは平良港の入口前の十字路に位置しており、平良港マリンターミナルやホテルアトールエメラルドの斜め向かい側に当たります。

みゃーかのある交差点。
奥に見えるのはマティダ市民劇場。
一見すると台上に置かれていますが、これは都市計画道路整備で周囲が掘り下げられたためです。その際、周辺は大理石で囲まれました。

史跡の概要を伝える説明書き。

15世紀頃に創建されたと伝えられている巨石墓の遺跡。
なんかものすごい勢いで雑草が生い茂っているので巨石墓がよく見えません。
史跡に指定された2012年当時の写真ではあまり草が生えていなかったのですが。
きっと悠久の自然の中で安らかに眠ってほしいという優しさの現れなんだと思います。
よく見たら雑草じゃなくてむしろ木っぽいのもあります。
平良という宮古島の中でも都市化された地域において、今なお500年前の息吹を、連綿と続く土地の命脈たる木々によって彩らせる。
細やかな気配り。過去の尊重。故人への畏敬の念。
そういった豊かな感情が感じられる史跡ですね。
たぶん。

場所・地図・アクセス

大立大殿みゃーか
沖縄県宮古島市平良下里

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