宮古島観光・移住

沖縄語の「〜しましょうね」は「〜しましょうね」って意味じゃない

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な…何を言っているのかわからないと思いますが、ぼくもどういうことなのか最初はわかりませんでした。
沖縄の人が「買いましょうね」「電話かけましょうね」と言ったら「一緒に買いましょう」「一緒に電話かけましょう」という意味ではありません。

では一体、どういう意味なのでしょう?

琉球語の「〜しましょうね」は「〜します」

本州だと「〜しましょうね」という語尾は、「一緒に〜しましょう」という勧誘、あるいは小さい子に対する「〜をやってくださいね」という誘導の意味が主です。

実際ぼくも沖縄に来るまでそう思っていました。

ところがある日のことです。
沖縄の宮古島で地元の人たちを交えて飲み会を行っていたところ、そのうちの一人が「そろそろ帰りましょうねー」と言いました。
「お、これでお開きなのか」と思ったぼくは財布を取りだそうとしましたが、地元の方達は誰も帰り支度をしていません。「帰りましょうね」と言った人に別れの挨拶を告げるだけです。
そのうちに先の一人は帰ってしまいました。
みんな何事もなかったかのように飲み会を続けています。
な、何が起こったの?
高度な情報戦なの?

調べてわかったのですが、どうやら沖縄で「〜しましょうね」は「私は〜します」という意思表示の意味になるようです。

なので、「帰りましょうね」は「私は帰ります」という意味ですし、「買いましょうね」は「私は買います」、「電話かけましょうね」は「私は電話をかけます」という意味になるわけです。
知らないとちょっと混乱してしまいそうですね。

ちなみに、そこはかとなく間接的なこの言い方で「自分の意思」を表明すると、聞く側はなんとなく「柔らかい」印象を受けるようです。
オブラートな物言いを好むウチナーンチュ(琉球人)らしい言葉ですね。

まとめ

なお、上記の状況でぼくが「そろそろ帰りましょうねー」と言ったところ、みんな帰り支度を始めました。
なぜだ。

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